

壁掛け式のティッシュケースを作りました。
デスクの奥の壁にフレンチクリートで引っ掛けています。

あられ組みの箱は、別記事の「トリマーテーブル」と、「あられ組みジグ」を使って作りました。

あられ組みの方法はいくつかありますが、今回はこちらの書籍を参考にしています。
トリマーの使い方が一通り詳しく解説されています。
材料はファルカタ集成材とシナ合板を使いました。

側面の板は長辺が6mm厚、短辺が13mm厚です。
長辺・短辺ともあられ組みジグで切り欠いたものを仮組みすると、下のようになります。

これではギザギザが残ってしまうので、厚みの大きい短辺側にトリマーで段欠き加工をして、、、

毛羽立った繊維はヤスリで取り除きます。
(↓)段差がなくなりました。

あられ組みの凸部分は少しはみ出すようにしておいて、あとから切り落とします。
(↓)アサリのないノコギリを使い、傷をつけないように動かします。

蓋をスライドさせるための溝もトリマーテーブルで掘りました。

蓋はシナ合板です。スライドさせて開閉します。


壁掛けするためのフレンチクリート部材は1x4材で作り、底板にビスで取り付けました。
あられ組みは薄い板でも頑丈に接合できる上に、装飾としても美しいです。
ティッシュを使うたびに少し気分が良くなるので、作って良かったと思います。
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